ミュージック・フロム・
   ザ・ビッグ・ピンク

ザ・バンド
 ディランのバックを経て、いきなり放ったこのデビュー作にドッキリ‼アメリカン・ロックの名盤として輝く。南部に根差した濃く、黒っぽいサウンドの味わい深いヴォーカル。男心をゆさぶる。クラプトンに影響を与えた一枚。泥臭い南部の音が彼らの真骨頂。彼らもアメリカの歴史に残るグループ。ボブ・ディラン、ザ・バーズ、イーグルス、そしてこのザ・バンドが21世紀にも生き残り、やがて伝説化していくのだろう。ビートルズに始まった。”サヨナラ‼ティンパンアレー”の音楽革命は、最後には本物が残った‼と、いう定義持って後生に遺産を残してくれたのだ。
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ザ・キング・オブ・ソウル

オーティス・レディング
 全92トラック。4枚組アルバム。「トライ・ア・リトル・テンダネス」がライブ盤ならではの迫力で伝わる。リズム&ブルースとしてのソウル・ミュージックが形を成していった立役者、オーティス・レディングを聴くべきだろう。ジェームス・ブラウンと共にスゴい‼黒人のソウルフルな熱唱に胸が揺さぶられた60年代後半。ビートルズもストーンズも軽すぎて、黒人音楽の幕開けに日本のロックの限界も感じた。サム&デイブ、フォー・トップスにも熱狂。エリック・バードンも「War」というグループを結成。彼以外がストリートの黒人ミュージシャン‼
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Renegade Picker
   & No Place To Fall

スティーブ・ヤング
 放浪のシンガー・ソング・ライター。スティーブ・ヤングの初期の2枚のアルバム。No Place To Fall―孤独で。今ひとつパッと売れない故の陰気さと、男のロマン、力強さ。陰陽極まった心の叫びとはこんなものだろう。ディランの「Don’t’ Think Twice, It’s All Right」は、落ち込んだ時には力強いメッセージとして届く。男は強くなくちゃ、ならない。売れないシンガー・ソング・ライターの生き様が、そのまま音楽になっているところがアウトロー好み。という表現は適切ではないが、味はある。マニア好みのアルバム。よくぞ再発CDとして、手に入れることが出来たという”お宝”だ。
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ザ・ベスト・オブ・ジョー&エディ

ジョー&エディ
 アカペラ・デュオとして60年前後に活躍した2人。この時代で、黒人2人がよく活動できたと感心する。これを聞くと、商業音楽がキラいになる。このアルバムに収められている「漕げよマイケル」は最高。”マイケル、早くボードを漕いで‼もうすぐ自由になれるんだ‼漕いで漕いで漕ぎまくれ‼”歌詞の内容は決して”ゆったり”ではなく、生きるか死ぬかの激しく懸命に自由を求める黒人の叫びだ。このジョー&エディのアカペラは川の流れと叫びを象徴したように高鳴りをもって展開していく。黒人差別が生み出した曲だが、白人ではとても真似出来ない魂の熱唱でないと曲が死んでしまう。
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SWMPWATER

スワンプウォーター
 1969年の作品。アメリカ南部の泥臭さをカントリー・ロックに加味した“汚された水”。保守的な南部アメリカが漂ってくるのがスゴい。スワンプウォーターは時代が産み落としたカントリー・ロック・バンドかもしれない。この南部の泥臭いサウンドは、心地よくてたまらない。録音も計算されていないのがいい。決して商業ベースに乗ろうとしたグループではないのは確かだ。CD化がマニアに望まれていたが、ようやく実現した。今後の再発はまずなかろうし、彼らの名前すら知らない人が多く、埋もれたグループである。
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the animals

ザ・アニマルズ
 このCDには「朝日のあたる家」が収められている。全25曲は1957年~1964年に録音されたもので、ヴォーカルのエリック・バードンが16歳の時のアニマルズがあり、若くしてシャウトするヴォーカル。他のメンバーの熱狂する演奏がスゴい。日本来日の楽屋で、日本酒をラッパ飲みして、怖くて近づけなかったというマスコミ関係者の当時の感想を思い起こす。エリック・バードンのタフさは今尚、ライブ活動をする程。彼は白人の中でも最も黒いボーカリスト。60年近い音楽活動は、ミュージシャンにとって神業的。音楽は永く演れる人が何よりも幸福なのではないか!
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